復旧事例修理
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バッファローHD-LS2.0データ復旧
業務用にご使用されていたバッファローHD-LS2.0認識しない
お調べするとHDDはseagate製ST2000DM001(SA不良になり復旧不可能ケースが多い機種)
データ復旧専用機器を用いてアクセス、幸いまだSA部は生きている状態
SAバックアップ(ROM/モジュール等)し回収開始
しかしリード不可能、どのエリアも進まない状態、稀にseagate特有のリターン異音
プラッターデータ位置調査し特定成功、分散リード調査開始
2枚4面仕様、1番と3番がリード不可能にて他が回収成功
3番は部分的に不可能だったものの最終は回収成功
1番は全く回収できずリードエラーが出すぎ、ヘッド交換予定でしたが
最終は別途方法でヘッド―リードが回復、1番の回収にも成功
結果解析し全60万データを復旧可能にいたしました。
--- Seagateに多いSAリード不可能状態 ---
Seagate製、通電時異音数回等のSAリード不良はDiagnosticCommandsで修正できると良いですが 進行しているとコマンド自体がエラーで機能しません。
SA認識を修復できれば分散や回避リードで回収できる可能性があります。
SeagateDiagnosticCommandsPDFがあるリンク
(注意:危険コマンドも多数あり)
https://www.itosaka.com/WordPress/wp-content/uploads/2009/07/Seagate-Diagnostic-Command.pdf